レトロな折り畳み式ルーラー（片面が寸目盛り、裏面がインチ目盛り、日本製）

¥5670

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商品の説明

６番目と７番目の写真に見られるように、目盛りの端に「２ＦＴ」、「２尺」と長さを示す刻印が。出品商品は折り畳み式ルーラー（物差し）ですが、片面は寸目盛り、その裏面はインチ目盛りです。
ＦＴはフィートですが、寸、尺、インチ、フィートとｃｍとの関係は次の通りです。
・１尺＝１０寸＝３０．３０３ｃｍ、２尺＝６０．６０６ｃｍ
・１ＦＴ＝１２インチ＝３０．４８ｃｍ、２ＦＴ＝６０．９６ｃｍ
ルーラーの全長は２ＦＴの長さで、寸目盛りの面には全長より約３．５ｍｍ手前に２尺の目盛りが付けられています。

折り畳むと厚み８ｍｍ、長さ約１５ｃｍに、１段階伸ばすと約３０ｃｍに、さらに一方を伸ばすと４５ｃｍに、他方を伸ばして約６０ｃｍの全長に、折り曲げ部分の金属は黄銅（真鍮）、本体部分は木製（合板）です。ＭＡＩＤＩＮＪＡＰＡＮの刻印もありますが、測定器でもあり、しっかりとした作りです。
レトロ感、使用感があり、汚れや変色、多少のキズは否めませんが、割れや変形などは確認できません。
出品商品と同形の木製、真鍮の折り畳み式のルーラーは、欧米のアンティーク品としてネット上で多く見つかります。もちろんインチ表記のみのルーラーです。日本製の出品商品と同種のルーラーはネット上で見つからず、レアでレトロな商品だと思います。

日本では古来、計量法として尺貫法が使われてきた、明治以降インチ表記の外国工業製品が多く流入、明治中期のメートル法の導入があったものの昭和３３年までは尺貫法も併用されていたといった経緯から、建築や建設現場では今でもｍｍ、尺、インチが使われているようです。ｃｍと寸の両表記、或いはｃｍとインチの両表記の物差しやメジャーは市販されていますが、寸とインチの両表記のものはないようです。

出品商品の時代や使われ方は不明ですが、レアでレトロな、さらには、ちょっとしたインテリアにできるのではないかと思われるこのルーラーをご購入いただいた方に不明点を解明していただければ幸です。